娘の誕生日

先月末は、双子の娘達の誕生日でした。

当日朝、娘に、「まだ今の時間は生まれてないけど、誕生日おめでとう。14歳?!信じられんわ!」と言うと

「何言ってるん?!ここまで大きくなれたのは、パパとママのおかげ。今まで育ててくれてありがとう。これからもよろしくね。」と言うのです。

もう一人の娘は、犬の散歩に出かけて、いつもと違う方向から帰ってきました。不思議に思い、「どうしたん?今日はいつもと違う散歩コースか?」と聞くと、

「いや、墓に行って、14歳になったよって、報告に行ってきただけ。」と、言いました。

14年前、妊娠27週で産まれてしまった双子の娘達は、1014gと912gという超未熟児でした。両掌に乗るほどの小さい我が子達は、生命維持のため、保育器の中で点滴につながれ、口にはチューブが入れられて、泣き声すら発することが出来ませんでした。その姿を見たとき、小さく産んでしまった罪悪感と、娘たちの生命力を信じるしかなかった無力感に涙が止まりませんでした。

 それからの日々、娘達のおかげでいろいろな経験もさせてもらい、様々な出会いもありました。「どんなことも前向きに、全力で楽しむこと」を一緒に積み重ねてきた結果、迎えられた誕生日なのだと、今度は感謝の気持ちで涙が止まりませんでした。

「改めて、誕生日おめでとう。泣き虫なママだけど、こちらこそ、これからもよろしくね。」

ハクビシャス

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