活動報告

湖北薬剤師会 7月定例研修会

7月14日にオンラインで定例研修会を行いました。

7月研修会は一般講演と特別講演の二本立てでした。

一般講演では長浜赤十字病院 薬剤部の堀敦雄先生に

「がんの支持療法〜神経障害性疼痛の管理〜」と題して、胃がんに対して使用する薬剤の副作用に多いCIPN(末梢神経障害)についてと、その治療に用いる薬剤について分かりやすく説明して頂きました。

写真は堀先生のご講演の様子です。

そして特別講演では長浜赤十字病院 第二外科部長の中村一郎先生に

「胃がんと薬物~多様化する治療薬とそれを支える地域連携~」と題して、胃がんの治療ガイドラインの変遷やレジメンの紹介、神経障害や栄養障害に対する支持療法まで非常に分かりやすく説明して頂きました。時々スライドに映る先生お手製の図(手書き→Illustrator)はプロ顔負けの出来栄えでした。また、ある化学療法に多い副作用である間質性肺炎を市立長浜病院呼吸器科と連携して診療する地域連携の実例も紹介して頂きました。

2022年7月22日

出張出前講座を行いました

令和4年6月15日(水)湖北地区民生委員・児童委員協議会様よりご依頼いただき社会福祉協議会湖北センターにて出張出前講座を行いました。

「STOP!薬物乱用」と題して、過去から最近の薬物事件を例に、薬剤師の視点で薬物乱用とはどういうことかを久留島文治先生(くるみ調剤薬局)に講義していただきました。

乱用薬物の移り変わりに合わせ、我々の情報をアップデートするとともに、常に変わらない薬との正しい付き合い方を、今後も発信していきたいと思います。

理事 小倉味穂

2022年6月18日

湖北薬剤師会 6月定例研修会

6月9日(木)にオンラインで定例研修会を行いました。

長浜赤十字病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科副部長の菊岡先生をお招きして

「鼻アレルギー〜診療ガイドラインを中心に〜」と題してご講演して頂きました。

こちらはメディサポからオンライン配信している様子です。

ご講演ではアレルギー性鼻炎やその他の鼻炎の病態について、アレルギーのメカニズムから、そのメカニズムに働きかける治療薬の分類、診療ガイドラインに従った重症度分類に応じた治療方法などを分かりやすく説明して頂きました。舌下免疫療法やアレルギー性鼻炎の適応を持つ生物学的製剤、先生の私見も含めた治療薬の選択方法のお話なども聞け、質疑応答ではとても盛り上がりました。

2022年6月10日

令和3年度 一般社団法人湖北薬剤師会 総会

5月28日(土) メディサポとオンランのハイブリッド形式で

「令和3年度 一般社団法人湖北薬剤師会 総会」が開催されました。

本年は役員の改選が行われ、既にホームページに一覧を掲載の役員で運営致します。

さらに総会の中で臨時理事会が行われ、そこで西井伸善氏(ほたるの薬局)が会長に指名されました。

本年度は西井新会長のもと、新体制で活動して参りたいと思います。

2022年6月9日

「薬剤師による健康サポートフェア2021」を開催しました

2021.8.8(日)えきまちテラスにて「薬剤師による健康サポートフェア2021」を開催しました。薬剤師会主催としては初めてのイベントでした

コロナ禍ということもあり、お客様は、予約優先とさせていただき、時間を指定してご参加いただきました。また会場の換気、消毒等の感染予防を徹底しお迎えしました。

今回はロコモティブシンドローム・認知症予防に焦点をあてた内容を企画しました。中北薬品様のご協力のもと、ロコモ測定機器を使用して、歩行状態のチェック、体組成計をもちいて体格、脂肪量、筋肉量、代謝量を測定しました。その結果をもとに健康運動指導士、管理栄養士、薬剤師が各方面からアドバイスを行いました。

お客様からは普段から町内のグループで、ロコモ予防や認知症予防に積極的に取り組んでいる。しかし最近は、集まる機会や内容に制限があった。今回のよう人と話せる機会をいただいたことが良かった。」「定期的にヨガをしている。フェアの内容に興味があり米原から電車でやってきた」実際に点数や、値として自身の体の状態を知ることができて良かった。また定期的に開催してほしい。」等の声をいただきました。

お客様の健康に対する、意識の高さを感じました。その声を励みに、このような活動を続けてまいりたいと思います。

開催にあたり、ご協力頂いたスタッフの皆さま、ありがとうございました。

2021年8月14日