令和4年12月8日、Web形式で今年最後の定例研修会を行いました。
今回は「急性冠症候群に対するカテーテルインターベンションの現状および二次予防のための脂質低下療法を考える」と題し、市立長浜病院 循環器内科 高島弘行先生にご講演いただきました。(当日は扁桃炎による声の不調にも関わらず、予定通りご講演いただいたことに深謝いたします)
講演では日々の薬剤師業務の中では触れる機会の少ない「カテーテルインターベンション(=手術)の歴史・術式」について画像や映像を用いてご説明いただいたことが鮮烈に記憶に残っております。
一方、薬剤師業務に関連することとしては数々の論文を引用した動脈硬化に対する脂質管理のための薬剤使い分けや重要性についてご講演いただきました。
確かに脂質管理の薬剤は頻回服用のものがあり、服薬指導の際に確認される残薬の日数調整は少なからず行っていますが、今回の講演では単に残薬調整をするだけでなく、服用の必要・重要性を患者さんと再確認し、根気よく続けられる寄り添った服薬指導が必要という学びを得ました。
さて来年1月は毎年恒例の「新年医療安全研修会(オンライン)」を予定しています。
新年は医療安全を再認識してスタートしましょう!
2月以降も日々の業務に役立つ学びが盛り沢山の興味深い研修会が目白押しです!
来年も皆様と定例研修会でお会いできることを楽しみにしております。
R4.12.17
研修担当理事 小倉味穂