湖北薬剤師会 5月定例研修会

5月13日(木)にZoomと会場のハイブリッドで定例研修会を行い、
長浜赤十字病院の山内茜先生に「精神科領域での薬薬連携について」をご講演頂きました。講演の中で【処方薬の評価】としてクロルプロマジン換算値(CP換算値)、ビペリデン換算値(BP換算値)、ジアゼパム換算値(DAP換算値)の等価換算がスケールとして用いられることをご紹介頂きました。

また、【統合失調症の評価尺度】として薬原性錐体外路症状評価尺度(Drug Induced Extra-Pyramidal Symptoms Scale; DIEPSS)、服薬態度スケール(Drug. Attitude Inventory-10:DAI-10)、病識評価尺度 (The Schedule for Assessment of Insight:日本語版 SAI-J)の3指標を長浜赤十字病院では使用されており、追加で陽性・陰性症状評価尺度(Positive and Negative Syndrome Scale; PANSS) もご説明頂きました。実際にCP、BP、DAP換算と評価尺度を用いて薬剤師が介入した【症例紹介】2件や、お薬手帳に評価尺度を記載する薬薬連携のことについてご説明頂きました。

2021年5月14日