多職種連携研修会 講演について
日時:令和4年10月17日(月) 14:00~15:00
開催方法:Zoomミーティング
参加職種:訪問看護師、ケアマネジャー、ヘルパー、行政担当者など
先日、長浜米原地域医療支援センター主催の多職種連携研修会において「薬剤師から多職種に伝えたいこと」として、一社)湖北薬剤師会 より2名の先生にご講演いただきました。
①「ポリファーマシーとは?その概念や気を付けるべきポイント」
~ タケシタ薬局 竹下 裕基 先生
ポリファーマシーの概念や原因などを、他の職種にも分かりやすくかみ砕いて懇切丁寧にご説明いただきました。
初めて概念に触れる方が多かったようですが、聴講者は皆様一様にご理解いただけたようでした。
②「ポリファーマシーの解消につながった事例紹介」
~ ファーコス薬局いずみ 三浦 奬大 先生
薬剤師が介入して多職種と連携することにより、アドヒアランスの向上や残薬・併用薬の解消・整理につながった好事例をご紹介いただきました。
日々の業務の中で起こり得る事例であるため、どのように対処したかを今後の糧としていただけました。

日頃、薬剤師が取り組んでいる地道な仕事を多職種の方々に知っていただき、必要性と活用法をご理解いただける良い機会であったと思います。これからも薬剤師は「よりよい地域医療を提供」できるよう他の職種との情報共有を密に、連携を進めていきたいと思います。
学術担当理事 小倉味穂
2022年10月13日定例研修会を開催しました。
今回は実習生発表会、例会とも時間を続けて開催しました。長時間にもかかわらず、30名近くの先生方にご参加いただきました。
定例研修会は、「保険薬局として心がけたい糖尿病療養指導とは~「腎」と「仁」大切にする」と題して、薬剤師の酒井孝征先生にご講演いただきました。
これまでの先生の経験や知識を、時にダジャレも入れながらわかりやすく丁寧に、そしておしげなくお話しいただきました。
「薬局に相談に来られるのは、自分の中にすでに答えを用意しておられ、ただその気持ちを後押ししてほしいだけ」という言葉が印象的でした。あれダメ、これダメ、こうでなくてはいけないと言われ続けてきた方の気持ちの逃げ道を作ってあげることも薬剤師の役割だとおっしゃっておられました。「聴く、気付く、つなげる」重要性を改めて感じました。
酒井先生にはぜひまたご講演いただきたいと思います。
実習生報告では、長生堂速水店で実習中のTさんに発表いただきました。
今回の研修会講師である、酒井先生に「これからの薬剤師人生はバラ色の道ですか?それともいばらの道ですか?」と尋ねられて「バラ色の道です」と答えてくれました。
これからの人生は納得のいくことばかりではないとは思いますが、若い世代の方が、前向きな気持ちで将来に向き合ってくれていることに喜びを感じました。
私たちも未来につなげる努力をおしまず、日々謙虚な気持ちでいたいと思います。
学術担当理事 小倉味穂
2022.10.2
爽やかな秋晴れの下、えきまちテラスにて「薬剤師による健康サポートフェア2022」を開催しました。
昨年に続き2回目となる今回も中北薬品様に共催いただき
①「ボディプランナー」による体組成の測定②「ボディチェッカー」による血管年齢の測定
③管理栄養士による栄養相談
④健康運動指導士による運動指導
⑤薬剤師による認知症検査とお薬相談
を行いました。
地元の方々をはじめ、観光を目的でお越しになられた方にも興味を持っていただくことができ、健康に自信のある方もしっかりと自分の身体に向き合っておられました。
昨年もご参加いただいた方もおられたため、今後も継続的にこのようなイベントを続けていく必要性を感じました。
また、各薬局では普段から健康に関する相談を行っておりますので、御自身のかかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師にいつでもご相談ください!
最後になりましたが、フェア開催にあたりご協力いただいたすべての方々に感謝申し上げます。
湖北薬剤師会 理事 小倉味穂





7月14日にオンラインで定例研修会を行いました。
7月研修会は一般講演と特別講演の二本立てでした。
一般講演では長浜赤十字病院 薬剤部の堀敦雄先生に
「がんの支持療法〜神経障害性疼痛の管理〜」と題して、胃がんに対して使用する薬剤の副作用に多いCIPN(末梢神経障害)についてと、その治療に用いる薬剤について分かりやすく説明して頂きました。
写真は堀先生のご講演の様子です。

そして特別講演では長浜赤十字病院 第二外科部長の中村一郎先生に
「胃がんと薬物~多様化する治療薬とそれを支える地域連携~」と題して、胃がんの治療ガイドラインの変遷やレジメンの紹介、神経障害や栄養障害に対する支持療法まで非常に分かりやすく説明して頂きました。時々スライドに映る先生お手製の図(手書き→Illustrator)はプロ顔負けの出来栄えでした。また、ある化学療法に多い副作用である間質性肺炎を市立長浜病院呼吸器科と連携して診療する地域連携の実例も紹介して頂きました。
令和4年6月15日(水)湖北地区民生委員・児童委員協議会様よりご依頼いただき社会福祉協議会湖北センターにて出張出前講座を行いました。
「STOP!薬物乱用」と題して、過去から最近の薬物事件を例に、薬剤師の視点で薬物乱用とはどういうことかを久留島文治先生(くるみ調剤薬局)に講義していただきました。
乱用薬物の移り変わりに合わせ、我々の情報をアップデートするとともに、常に変わらない薬との正しい付き合い方を、今後も発信していきたいと思います。
理事 小倉味穂
6月9日(木)にオンラインで定例研修会を行いました。
長浜赤十字病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科副部長の菊岡先生をお招きして
「鼻アレルギー〜診療ガイドラインを中心に〜」と題してご講演して頂きました。
こちらはメディサポからオンライン配信している様子です。

ご講演ではアレルギー性鼻炎やその他の鼻炎の病態について、アレルギーのメカニズムから、そのメカニズムに働きかける治療薬の分類、診療ガイドラインに従った重症度分類に応じた治療方法などを分かりやすく説明して頂きました。舌下免疫療法やアレルギー性鼻炎の適応を持つ生物学的製剤、先生の私見も含めた治療薬の選択方法のお話なども聞け、質疑応答ではとても盛り上がりました。
5月28日(土) メディサポとオンランのハイブリッド形式で
「令和3年度 一般社団法人湖北薬剤師会 総会」が開催されました。
本年は役員の改選が行われ、既にホームページに一覧を掲載の役員で運営致します。
さらに総会の中で臨時理事会が行われ、そこで西井伸善氏(ほたるの薬局)が会長に指名されました。
本年度は西井新会長のもと、新体制で活動して参りたいと思います。
2021.8.8(日)えきまちテラスにて「薬剤師による健康サポートフェア2021」を開催しました。薬剤師会主催としては初めてのイベントでした。
コロナ禍ということもあり、お客様は、予約優先とさせていただき、時間を指定してご参加いただきました。また会場の換気、消毒等の感染予防を徹底しお迎えしました。
今回は、「ロコモティブシンドローム・認知症予防」に焦点をあてた内容を企画しました。中北薬品様のご協力のもと、ロコモ測定機器を使用して、歩行状態のチェック、体組成計をもちいて、体格、脂肪量、筋肉量、代謝量を測定しました。その結果をもとに健康運動指導士、管理栄養士、薬剤師が各方面からアドバイスを行いました。
お客様からは「普段から町内のグループで、ロコモ予防や認知症予防に積極的に取り組んでいる。しかし最近は、集まる機会や内容に制限があった。今回のように人と話せる機会をいただいたことが良かった。」「定期的にヨガをしている。フェアの内容に興味があり米原から電車でやってきた」「実際に点数や、値として自身の体の状態を知ることができて良かった。また定期的に開催してほしい。」等の声をいただきました。
お客様の健康に対する、意識の高さを感じました。その声を励みに、このような活動を続けてまいりたいと思います。
開催にあたり、ご協力頂いたスタッフの皆さま、ありがとうございました。





7月8日(木)に7月定例研修会が行われました。
会場(メディサポ)とオンライン(Zoom)のハイブリッド開催でした。
「関節リウマチ診療において薬剤師が果たせる役割とは?」をテーマに堤整形外科の宮本茂輝先生にご講演頂きました。講演ではリウマチの病態や発症経路の説明から始まり、薬物治療におけるMTXの位置付け、重篤な副作用(血液障害)や、その副作用を防ぐための腎機能チェックや初期症状(発熱、咳、口内炎、吐き気、下痢など)の観察を薬剤師側も行うダブルチェック機能としての期待をして下さいました。また生物学的製剤と同等の効果が期待されるJAK阻害剤についてもご説明頂きました。

また、薬学部実習生もオンラインで参加して頂きました。その感想です。
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リウマチについては教科書で学んでいましたが、実際の患者さんの症例や手足の写真などを今回見せていただき、より深く学ぶことができました。
メトトレキサートは腎機能が低下している患者さんでは、入院に至るケースもあることから、前駆症状に気づき早めに処方医への受診を促すことが重要だと理解しました。前駆症状には、頻発する又は口腔内全体への口内炎、吐き気やいつもと違う倦怠感があることを患者さんに伝える必要があり、また、そういった症状の場合には患者さんに薬の服用の中止を促す必要があることがわかりました。
メトトレキサートはこのように服薬指導の際に注意する点が多くあり、その内容を具体的に教えて頂けたので今後に活かしていきたいと思います。
薬学実習生