6月9日(木)にオンラインで定例研修会を行いました。
長浜赤十字病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科副部長の菊岡先生をお招きして
「鼻アレルギー〜診療ガイドラインを中心に〜」と題してご講演して頂きました。
こちらはメディサポからオンライン配信している様子です。

ご講演ではアレルギー性鼻炎やその他の鼻炎の病態について、アレルギーのメカニズムから、そのメカニズムに働きかける治療薬の分類、診療ガイドラインに従った重症度分類に応じた治療方法などを分かりやすく説明して頂きました。舌下免疫療法やアレルギー性鼻炎の適応を持つ生物学的製剤、先生の私見も含めた治療薬の選択方法のお話なども聞け、質疑応答ではとても盛り上がりました。
5月28日(土) メディサポとオンランのハイブリッド形式で
「令和3年度 一般社団法人湖北薬剤師会 総会」が開催されました。
本年は役員の改選が行われ、既にホームページに一覧を掲載の役員で運営致します。
さらに総会の中で臨時理事会が行われ、そこで西井伸善氏(ほたるの薬局)が会長に指名されました。
本年度は西井新会長のもと、新体制で活動して参りたいと思います。
2021.8.8(日)えきまちテラスにて「薬剤師による健康サポートフェア2021」を開催しました。薬剤師会主催としては初めてのイベントでした。
コロナ禍ということもあり、お客様は、予約優先とさせていただき、時間を指定してご参加いただきました。また会場の換気、消毒等の感染予防を徹底しお迎えしました。
今回は、「ロコモティブシンドローム・認知症予防」に焦点をあてた内容を企画しました。中北薬品様のご協力のもと、ロコモ測定機器を使用して、歩行状態のチェック、体組成計をもちいて、体格、脂肪量、筋肉量、代謝量を測定しました。その結果をもとに健康運動指導士、管理栄養士、薬剤師が各方面からアドバイスを行いました。
お客様からは「普段から町内のグループで、ロコモ予防や認知症予防に積極的に取り組んでいる。しかし最近は、集まる機会や内容に制限があった。今回のように人と話せる機会をいただいたことが良かった。」「定期的にヨガをしている。フェアの内容に興味があり米原から電車でやってきた」「実際に点数や、値として自身の体の状態を知ることができて良かった。また定期的に開催してほしい。」等の声をいただきました。
お客様の健康に対する、意識の高さを感じました。その声を励みに、このような活動を続けてまいりたいと思います。
開催にあたり、ご協力頂いたスタッフの皆さま、ありがとうございました。





7月8日(木)に7月定例研修会が行われました。
会場(メディサポ)とオンライン(Zoom)のハイブリッド開催でした。
「関節リウマチ診療において薬剤師が果たせる役割とは?」をテーマに堤整形外科の宮本茂輝先生にご講演頂きました。講演ではリウマチの病態や発症経路の説明から始まり、薬物治療におけるMTXの位置付け、重篤な副作用(血液障害)や、その副作用を防ぐための腎機能チェックや初期症状(発熱、咳、口内炎、吐き気、下痢など)の観察を薬剤師側も行うダブルチェック機能としての期待をして下さいました。また生物学的製剤と同等の効果が期待されるJAK阻害剤についてもご説明頂きました。

また、薬学部実習生もオンラインで参加して頂きました。その感想です。
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リウマチについては教科書で学んでいましたが、実際の患者さんの症例や手足の写真などを今回見せていただき、より深く学ぶことができました。
メトトレキサートは腎機能が低下している患者さんでは、入院に至るケースもあることから、前駆症状に気づき早めに処方医への受診を促すことが重要だと理解しました。前駆症状には、頻発する又は口腔内全体への口内炎、吐き気やいつもと違う倦怠感があることを患者さんに伝える必要があり、また、そういった症状の場合には患者さんに薬の服用の中止を促す必要があることがわかりました。
メトトレキサートはこのように服薬指導の際に注意する点が多くあり、その内容を具体的に教えて頂けたので今後に活かしていきたいと思います。
薬学実習生
6月10日(木)に6月定例研修会が行われました。
会場(メディサポ)とオンライン(Zoom)のハイブリッド開催でした。
「無菌製剤処理の基礎知識」をテーマにニプロ株式会社の河合様による実演を交えた講演でした。講演では無菌調整時のシリンジと注射針の接続やアンプル操作、溶解が必要なバイアルの調整方法などをオンラインで実演して頂きながら説明して頂きました。続いて同じくニプロ株式会社の澤様にインフューザーポンプの取り扱い、操作方法、ポートについて、そしてポータブルクリーンベンチやポンプに関する保険点数についてご説明頂きました。

5月13日(木)にZoomと会場のハイブリッドで定例研修会を行い、
長浜赤十字病院の山内茜先生に「精神科領域での薬薬連携について」をご講演頂きました。講演の中で【処方薬の評価】としてクロルプロマジン換算値(CP換算値)、ビペリデン換算値(BP換算値)、ジアゼパム換算値(DAP換算値)の等価換算がスケールとして用いられることをご紹介頂きました。
また、【統合失調症の評価尺度】として薬原性錐体外路症状評価尺度(Drug Induced Extra-Pyramidal Symptoms Scale; DIEPSS)、服薬態度スケール(Drug. Attitude Inventory-10:DAI-10)、病識評価尺度 (The Schedule for Assessment of Insight:日本語版 SAI-J)の3指標を長浜赤十字病院では使用されており、追加で陽性・陰性症状評価尺度(Positive and Negative Syndrome Scale; PANSS) もご説明頂きました。実際にCP、BP、DAP換算と評価尺度を用いて薬剤師が介入した【症例紹介】2件や、お薬手帳に評価尺度を記載する薬薬連携のことについてご説明頂きました。
4月8日(木)にオンライン(zoom)で定例研修会を実施しました。
株式会社ケーエスケーの病院統括部スペシャリティケア課オンコロジー担当の井尻由朗様に「がん治療と薬物療法(レジメンについて)」という演目でご講演いただきました。
抗がん剤治療は静脈内注射や点滴が多く、病院で実施されるため、薬局では副作用回避のための内服薬などの調剤がほとんどでありますが、近年では、病院がレジメンを公開していたり、患者さんのお薬手帳に実施されているレジメンが記載されていたりするなど、薬局薬剤師も抗がん剤治療における十分な知識がより必要となってきていることを学びました。
抗がん剤治療における薬局薬剤師の主な役割は、副作用により治療が中断するリスクを早期に回避することであり、患者さんが病院では話すことができなかった些細な症状などについても確認することが重要です。また、副作用の中には重篤でなくても患者さんにとっては深刻であるような場合もあるため、患者さんに合わせた対応が必要であり、服薬指導の際には注意を払って実施したいと思います。
3月11日(木)にオンライン(Zoom)で定例研修会を実施しました。
研修会では市立長浜病院呼吸器内科の野口哲男先生に「薬剤師に知ってほしいこと 結核の治療」という演目でご講演頂きました。結核の病態や、最近増えている非結核性抗酸菌症のこと、検査・診断法や薬物治療について分かりやすく説明して頂きました。日本ではまだまだ患者数の減らない結核には、継続的な服薬管理が必要であり、そこには我々薬剤師の力が必須であると改めて感じました。結核は感染が成立しても免疫による封じ込めで一生発病しないことが多いが、発病するとその治療は数か月~数年に及び、また耐性菌の出現を防ぐために多剤併用療法が基本となるため、患者さんへの負担が大きい。そこで、「DOTS」と呼ばれる直視監視下短期化学療法によって、患者さんが服薬の重要性を理解して確実に服薬することができるように、患者さんの治療の終了まで一貫した支援を行うことが求められ、結核罹患時の薬剤師による服薬指導は非常に重要であることを実感しました。
次に、滋賀県長浜保健所 医療福祉連携係の横山哲也様に「滋賀県薬局DOTS」についてご講演頂き、薬局で「DOTS」を実施するまでの流れについて説明して下さいました。結核に罹患した患者さんの確実な服薬を支援するためには、保健所と薬局による連携が不可欠であることを再認識しました。
今回の研修会は湖北薬剤師会としては5か月ぶりの開催となりました。30名を超える先生方にご参加頂きました。ありがとうございました。今回は講師、受講者共にWeb会議ツールを用いた会議形式でしたが、いかがでしたでしょうか?
コロナ禍にあっても、状況を判断しながら、様々な方法で今後も研修会を続けて参ります。みなさまのご参加をお待ちしております。