実習生発表会・定例研修会・例会を開催しました

2022年10月13日定例研修会を開催しました。
今回は実習生発表会、例会とも時間を続けて開催しました。長時間にもかかわらず、30名近くの先生方にご参加いただきました。
定例研修会は、「保険薬局として心がけたい糖尿病療養指導とは~「腎」と「仁」大切にする」と題して、薬剤師の酒井孝征先生にご講演いただきました。
これまでの先生の経験や知識を、時にダジャレも入れながらわかりやすく丁寧に、そしておしげなくお話しいただきました。
「薬局に相談に来られるのは、自分の中にすでに答えを用意しておられ、ただその気持ちを後押ししてほしいだけ」という言葉が印象的でした。あれダメ、これダメ、こうでなくてはいけないと言われ続けてきた方の気持ちの逃げ道を作ってあげることも薬剤師の役割だとおっしゃっておられました。「聴く、気付く、つなげる」重要性を改めて感じました。
酒井先生にはぜひまたご講演いただきたいと思います。
実習生報告では、長生堂速水店で実習中のTさんに発表いただきました。
今回の研修会講師である、酒井先生に「これからの薬剤師人生はバラ色の道ですか?それともいばらの道ですか?」と尋ねられて「バラ色の道です」と答えてくれました。
これからの人生は納得のいくことばかりではないとは思いますが、若い世代の方が、前向きな気持ちで将来に向き合ってくれていることに喜びを感じました。
私たちも未来につなげる努力をおしまず、日々謙虚な気持ちでいたいと思います。

学術担当理事  小倉味穂

2022年10月15日